USS Constellation (CV64)
America's Flagship



こちらのほうは、今回何年ぶりにかサンフランシスコを訪れた空母、USS Constellation (CV64)についてです。


The USS Constellation?

 

USS Constellation (CV64)です。
この空母は Kitty Hawk級空母の第2艦として 1961に建造された空母です。しかし、Constellation(星座)と言う名前の船としては三代になります。

初代は1797のもので帆船だったのです。 そしてなんと活躍した船でもあったのです。 クアザイ戦争(1798−1801)というフランスとの戦争で当時フランス海軍が最速と誇っていた L'Insurgenteという船を補護し、アメリカの設計、製作の船として始めて活躍したものです。その後なんども活躍して、脅威的なスピードを保つことが出来ることから、「Yankee Racehorse」とまでフランス海軍があだ名をつけたくらいです。

第2世代は再び帆船。1854に建造、主な任務はアフリカの奴隷船を捕らえることでした。またまたここで活躍。南北戦争の時には奴隷船を捕らえたりしており、戦争が終わっても、アイルランドのききんの時には食料を運び、活躍しました。 1933、廃艦となりましたが、1940に再び第2時世界大戦の旗艦として復帰。1955に再び廃艦にされましたが、現在復旧工事をすませ国宝として安置されています。

そして三代目。





USS Constellationの司令塔です。ここに、艦橋があるわけで、司令塔になっているわけですね。 残念ながら、中にははいることはできませんでした。 スペシャルツアーではない限りはいれないとか(TT). 歴史をもう少し語りますと、この艦はUSS Kittyhawkの姉妹艦として作られたものです。 そして時代に合わせて三回改良されています。 始めての任務はベトナム戦争の時で、駆逐艦が攻撃を受けていることに対して攻撃する場所に艦載機で攻撃したとのことです。 1970年代にF-14を搭載するように改良、その後再び1980年代、冷戦の強化、寿命を後20年延ばすために改良が施されました。 この改良と共にこの艦はアメリカ海軍で始めてF-18を装備した艦となりました。 200年も続いた名前に恥じを欠かせない見事な仕事ぶりをしているようです。 おそらくこれからも活躍するでしょう。 ちなみに1980年に改良されたとき、ファランクスガトリング砲。 対空ミサイルなどを追加装備されてます。


アメリカ艦隊で始めてF-18を搭載したUSS Constellation。 これが有名なそのF-18です。 Independence Dayの主役の座(?)をとった機体です。 迎撃、爆撃など多様の能力をもった戦闘機です。 そのためVFAと言う名前がついてます。 始めて見た見たとき「おお!バルキリーだ!」とか叫んでいました。 実物を見てやっぱり感動しました。 この機体が飛んでいる姿をみれるのはBlue Angelsですけどね。 海軍のF-15というこの機体ですが、やっぱり格好いいです(^^)

EA-6B Prowlerです(^^)A6というのが昔ありましたが、いまだに使っているのが驚きですが、やっぱりその能力を認められてまだ使用されているわけですね。 ジャミングの能力、改良通信システム、などを追加装備されています。 攻撃戦闘機の支援とか幅広い能力をもっており、おじいさんの知識を使うものと感じられますね。 


索敵用のE-2C+ Hawkeyeという機体です。付いているディスクで分かると思いますが、索敵ようの機体です。 対ジャミングの機能をもっており、同時に2000もののターゲットを同時に観測可能。 情報が重要になっているいま、なくてはならない機体ですね(^^) ちなみに・・・Patlabor2の映画で一瞬登場してます(笑)


皆さんがおそらくまっていたあの”Top Gun"で主役を務めた、F-14D Super Tomcatです。 いやあ、一昨年のFleetweekでこれが飛んでいるところをみたんですが、間近でみて触れる機会でした。 ちなみにここに写っているのは、名前からもわかるとおる、F-14改です。 エンジンが強化され、アフターバーナーなしでカタパルトから発進できるようになりました。 ちなみにUSS Constellationには14機搭載。 VF-2”Bounty Hunters”(賞金稼ぎ)部隊の所属です。 フィンについているどくろマークがなんともいえませんね。



さて、このこれらのものはやっぱり見なければならないものでしょう。 左上から行きますと、対空ミサイル、ファランクスガトリング砲、戦闘機が着艦するときに「キャッチ」するワイヤです。 左下がそのワイヤが収められているところです。 そして、カタパルト。 対空ミサイル、ファランクス砲は一番最近の改装の時に追加されたものです。 まあ、これらが使用されるのは戦闘機が敵機を落すことが出来なかった場合と、対艦ミサイルが放たれた場合ですね。 ワイヤは全部で4本。航空機の尾についている(F-14の写真を参照)フックでキャッチするわけです。 ミスする可能性はあるので、戦闘機は推力を全開に入れられるそうです。 カタパルトは水蒸気の圧力を使って機体を投げ飛ばす(笑)感じで行くようです。ちなみにカタパルトは固定状態の戦闘機を250ft(約76m)の距離を2秒の間に170mph( 272キロ)の速度に加速するものです。


USS Constellation Specs
造船開始 9・14・1957
発進 10・8・1960
配備 10・27.1961
造船費用 $400,000,000
約144億円($1=360円)
(1961当時)
戦闘重量

88,000Tons (English)

フライトデッキ全長 1,047ft
319m
フライトデッキ幅 266ft
81m
フライトデッキ面積 4.5 Acres
18220平方メートル
高さ 17 Stories
518m
最高速度 30+Knots
動力 蒸気機関 8基
エンジン 蒸気ターバインエンジン 4基
シャフトHP 280,000
プロペラ 直径6.4m 重さ22Tons(English) 4
艦載機数 71機
エレベーター
カタパルト 蒸気カタパルト 4
内装 3000部屋
乗組員 5,500人以上(!!)
電話の数(笑) 1,400
一日の食事の数 18,000以上(@@)



さてここで USS Constellationの報告は終わりです。 し、しかし、この写真を見せないわけにはいかないでしょうね(^^:


見てください、この行列を・・・(^^; ぼくが現場に到着したのは午後12時ごろでした。 それで列に並ぼうとして走っていたらあるガキが・・・

「まさか、あれを見に行くわけじゃないよな? 列の長さをみた?」

そしてまさしく列の長さは半端ではありませんでした(^^;。 写真をみて下さい。 列は左の方になる白い建物のそのさらに先にあったのです。
「ひぃいいい!」と叫びながら走ってい前回紹介した野球場がはっきりと見えるところまでいってました。 でも空母は大きく、広いですから、何十人を
一度に乗せることが可能だったので、 待つこと、一時間半で、乗れました。ふふふ、少年よ、執念というものの恐ろしさを知らなかったようですね(ー)。

残念なことにこれを見に行ったときは友達の引越しの約束があったのです(TT)。 それで目玉のものをとってきたんですが、結局80枚の写真を(^^:
これでは物足りない!と言う人は連絡してください、全部まとめたものを送りますしますので(^^)

さてお次は!!!

USS Keywest
Fleet Week 2000 Index
Kenken’s Hompage